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増殖バグとは
特定の手順を踏むことで同じポケモンを増やすことができ、個体の強さや 持っているあかし/リボン、持っているアイテムを複製できてしまいます。
ゼロの秘宝「後編 碧の円盤」配信後において発見されたバグです。
記憶に新しいものではBDSPにおいても増殖バグが発見→アップデートで修正→別の方法での増殖バグが発見→アップデートで修正・・・などがありました。
増殖バグによるリスク
交換や対戦などオンラインで使うと規約違反
ポケモン公式で不正改造データの利用への注意喚起がされています。
特に交換・対戦でインターネットで使用し、他のプレイヤーに迷惑をかける行為については制限を行うとしています。
PokémonHOMEの利用制限
上記の記事の中に、PokémonHOMEでの交換制限やPokémonHOME自体の利用停止などのペナルティの可能性もあると記載されています。
一部ポケモンへの致命的な影響
バドレックスやネクロズマ、キュレムはアイテムを使用して分裂・合体をするポケモンですが、これらのポケモンは合体アイテム1つにつき1体しか存在できません。
それにも関わらずボックス内に複数体存在することになるため、元の個体もしくはコピーさんのポケモンどちらかは合体した状態でボックスに残ることになり、逃がすこともできないため、バグ利用している状態が残り続けることになります。
バグ利用のポケモンを手に入れてしまったときは
逃がす
交換で手に入れたポケモンを逃しましょう。
誤ってその後自分が交換・対戦で使用してしまった場合、公式見解のとおりにインターネットの利用が制限される場合があります。
また、ソフトのバージョンアップなどでデータの破損の危険性もあります。
コピーされたポケモンの見分け方
パルデア御三家
モンスターボール、スーパーボール、ハイパーボール以外に入っているパルデア御三家は増殖バグでコピーされたポケモンもしくはそれから孵化したポケモンです。
パルデア御三家であるニャオハ、ホゲータ、クワッス系統はスカーレット・バイオレットの作中ではモンスターボールでしか入手できません。
ポケモンGOでゲットしたポケモンを送ってきた場合またはそれらから孵化した場合に、スーパーボール、ハイパーボールの可能性があります。
なお、マスターボールで入手も可能ですが、マスタボールはボールの遺伝はしません。
オシャボなどに入っていた場合はバグを利用したポケモンであり、現時点ではありえないポケモンのため逃しましょう。
ヒスイビリリダマ・ヒスイマルマイン
モンスターボール、スーパーボール、ハイパーボール以外に入っているヒスイビリリダマ、ヒスイマルマインは増殖バグでコピーされたポケモンもしくはそれから孵化したポケモンです。
理由はパルデア御三家と同様、オシャレボールでの入手ができず、遺伝もできないからです。
出会った場所が本来のものと異なるポケモン
テラリウムドームで入手不可なポケモンがテラリウムドームで捕獲されている場合、増殖バグが使われたポケモンです。
例えば、パルデアの大穴でしか入手できないパラドックスポケモンや、キタカミの里でしか入手できないガチグマ(暁月)などのポケモンの出会った場所が「キャニオンエリア」などのであったらそのポケモンはありえないポケモンです。逃しましょう。
伝説・準伝説のポケモンはテラリウムドームで入手ができないため、絶対にありえません。
配布・配信ポケモン
配布・配信ポケモンはプレシャスボールに入っていることが多いですが、この増殖バグではボールのコピーまではできません。
そのため、配布・配信ポケモンのように見せかけて、別のボールに入っているポケモンは増殖バグでコピーされたポケモンといえます。
また、親名についてもコピーはできないので、親名・ボール・出会った場所で判断をしましょう。
テラリウムドームで入手可能なポケモンは要注意
増殖バグはテラリウムドーム内で行われます。
テラリムドーム内でつかまえた「色違い」や「あかし持ち」のポケモンは増殖バグを利用したコピー個体であることは判別することができません。
信頼できるプレイヤーからのみ交換するようにしましょう。
SNSでの配布企画を行っているものも要注意
SNSでの配布企画ですが、全くの善意で、色違いやあかしもちを入手することだけが趣味(コレクションはしない)で配布を行っている人ばかりではありません。
フォロワー・インプレッション稼ぎ、自己承認欲求を満たしたいだけの人も大勢いて、コピー産や改造産(外部ソフトを使ったポケモン)のポケモンを配布する悪質なものもあります。
過去に行われた配布・配信ポケモンの配布企画も貴重な個体なのにどうしてするのかわかりませんが、注意して参加をするようにしましょう。